「フライデー」の“薬物疑惑報道”に端を発し、12月9日には芸能界引退まで追い込まれた成宮寛貴氏。
成宮氏の行動についてファンからは「大好きな俳優だったので残念」など引退を惜しむ声や、「事実関係をハッキリさせてから辞めてほしかった」という意見に二分した。
今回の報道について社会部の記者は「行政機関を絡めてほしかった」と話す。
「疑惑が持ち上がった時に、警察もしくはマトリに通報して、逮捕時に同行してスクープという形にすればスッキリしたと思います。法律違反薬物の場合“現行犯”であることが前提ですからね。テーブルの上に白い粉があったからといって、それが薬物なのかどうかは証明できないので、“シロ”か“クロ”なのかさえわからないんです」
しかし、所属していた事務所としては“成宮引退”で終わりではない。撮影が始まっていた連続ドラマや契約中だったCMの途中降板によって、億を超えるともいわれている“違約金”が発生するからだ。前出の記者が続ける。
「所属していた事務所は、疑惑に対し『事実無根』と激しく否定し、法的措置を取る意向を示しています。写真の白い粉が法律違反の薬物だったのかどうかを立証するのは、今となっては難しいでしょう。事務所から訴えられた場合、版元が負けたとすれば、違約金も含めた賠償請求がなされると思います。そうなれば芸能界に復帰する可能性も無きにしもあらずと思いますが‥‥」
成宮氏自身のためにも、信じているファンのためにも、法廷で決着をつけてほしいものだ。