NHKが12月25日、大みそかの「第67回紅白歌合戦」に土屋太鳳を出演させることを発表した。土屋が登場するのは、18曲目。白組の郷ひろみが歌う「言えないよ」歌唱中にダンサーとして出演する。
土屋は同日、自身の公式ブログを更新、紅白出演についてこう報告した。
「NHK『第67回紅白歌合戦』で郷ひろみさんと御一緒させていただくことになりました…!!!白組に出場なさる郷ひろみさんの素晴らしいバラードの名曲『言えないよ』の世界を表現させていただきます。全力を尽くしますので見守っていただけたらとても嬉しいです」
ブログにはさっそくファンからの「必ず観ます」というコメントであふれている。
土屋は3歳から踊りを始め、日本舞踊、クラシックバレエなど様々なジャンルを網羅してきた。現在、日本女子体育大学で舞踊学を専攻しており、テレビの音楽番組でダンスを披露するのは初になる。Siaの「Alive」日本版MVで披露したダンスが大きな話題となったのは記憶に新しい。力強く大胆に、時に繊細に踊る華麗なパフォーマンスとなりそうだ。
「松田聖子の歌唱曲『薔薇のように咲いて 桜のように散って』の作詞作曲者のYOSHIKI(X JAPAN)がピアノを演奏。RADWIMPSが映画『君の名は。』の新海誠監督の特別編集した映像で『前前前世 [original ver]』をパフォーマンスするのは、縁があるから納得がいく。土屋と郷はどんな関係ですかね。スペシャルコラボと称して、高視聴率の起爆剤となる目玉となりそうなものを一つでも多くちりばめようという作戦が見え見え。強引すぎるコラボに視聴者が興ざめとならなければいいのですが」(音楽ライター)
今年を代表するヒット曲もない、解散するSMAPの出演も消えた。ないない尽くしの今年の紅白。最低視聴率間違いなしの声が消えないのも仕方あるまい。なりふり構わぬ危機的状況を迎えているということか。
(塩勢知央)