今年はあの斜めからのアングルがもう見られない。改めて、競馬ファンが寂しさでションボリだ。
テレビ東京系で放送されている競馬中継番組「ウイニング競馬」でMCを務めていた鷲見玲奈アナが有馬記念の前日、昨年の12月24日の放送で番組を卒業した。
この日はクリスマスイブだったこともあり、鷲見アナはサンタの衣装で登場。クリぼっちで番組を観ていた男性視聴者にとってはこれ以上ない目の保養になったと絶賛された。
その他にも、番組では鷲見アナが武豊騎手に馬上でインタビューを敢行するなど、盛りだくさんの放送となった。
しかし、そんなファン歓喜の1時間もあっという間に過ぎ、いよいよ番組も後半に。最後には武騎手から鷲見アナの門出を祝うVTRメッセージがサプライズで流れると、鷲見アナも思わず号泣。鷲見アナは涙ながらに「よくしていただいて、可愛がっていただいて、本当に2年間ずっと楽しかったです」とコメントし番組は終了した。
「鷲見アナは15年1月に同番組のアシスタントに就任し、2年間に渡り、男臭いテレ東の競馬中継に華を添えてきました。当然、番組出演開始当初は競馬の知識も未熟だったものの、勉強熱心な鷲見アナはこの2年間で武騎手も目を見張るほどのすさまじい成長を見せていましたね。今では鷲見アナ目当てで番組を視聴するファンも多数いるほどで、日曜のフジテレビの競馬中継よりもファンの人気は高かった。その要因の一つが、なんといっても鷲見アナの豊かなバストを横からのアングルで毎回堪能できる、革新的な“YCショット”でした。あれが見られなくなるのは、競馬界の損失と言われているほどです」(週刊誌記者)
大粒の涙を流す鷲見アナを見て、おもわずもらい泣きする視聴者もいたようで「鷲見ちゃんが卒業とか耐えられない」「土曜の地味なレースも見るようになったのは彼女のおかげ」「競馬アシスタントは競馬に詳しくなった頃に卒業する。それが競馬ファンには悲しいことを製作者に知ってほしい」など、失望感と残念感の入り混じった書き込みがネット上でも多く見られた。
名馬の引退のように惜しまれる鷲見アナに拍手を贈りたい。
(田村元希)