かつて「整いました!」が2010年の流行語大賞でベスト10に選ばれたものの、最近はパッとしないお笑い芸人のねづっちが1月9日、東京・台東区の成人式に出演。得意のなぞかけを披露するも不発に終わる体たらくだったという。エンタメ誌のライターがこっそりと語る。
「ねづっちは地元に本社があるバンダイ『たまごっち』のキャラクターと一緒に登場。たまごっちと銭湯を掛け『どちらもバンダイ(番台)が欠かせません』と解いて笑いを誘っていましたが、ウケていたのはここまで。話題のピコ太郎を話題に『“アシスタントプロデューサーがお腹をこわした”と解く。その心はピーピーエーピー(PPAP)』と語ったくだりでは、満員の新成人たちがしらーっとなってしまっていましたね」
ギャグが不発だったねづっちだが、成人式の終了後には「全然荒れなかったな。皆、いい子ばかりだった」とツイートし、ポジティブな姿勢を見せていた。だが、新成人たちが静かだったのもある意味当然だったようだ。
「ねづっちは新成人に向けて『イヤなことがあった時は、お酒を飲んでいます』とアドバイス。会場からは笑いも聞こえていましたが、それはむしろ失笑の類でしょう。ネタではない平場のやり取りで面白いことを言えない姿には、ピン芸人になっても成長できていないことを感じさせましたね」(前出・エンタメ誌ライター)
そんな姿を目の当たりにした新成人たちは、大人になってもこうなってはいけないという反面教師として、ねづっちのことを見ていたのかもしれない。
(金田麻有)