女優でタレント、そして広瀬すずの姉でもある広瀬アリス。ブレイクした妹のほうにどうしても注目が集まりがちだが、昨今はすずをしのぐ勢いを見せているという。
「今年になって、アリスはバラエティの出演も増えてます。1月だけでも『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)の新春4時間スペシャルをはじめ出演多数。すずのほうは女優一本ということもあり、バラエティの出演はほぼありません」(テレビ関係者)
アリスは、09年に雑誌「ミス・セブンティーン」のグランプリに選ばれ、妹・すずより3年早く芸能界デビュー。その後、15年に姉妹で「セブンティーン」の表紙を飾り話題となった。しかし、その後は映画やドラマですずの快進撃が続き、女優としてはどうしても妹に押されがちだった。
「すずは、15年に映画『海街diary』に出演して以来、一気に大ブレイク。映画『ちはやふる』『四月は君の嘘』で主演するほど人気を博しました。しかし、バラエティ番組での数々の暴言などですっかり“性格が悪いキャラ”が定着してしまった。ある企業が15年夏から昨年夏まで行った『20代女性の嫌いな若手女性タレント』の調査では、常に断トツトップでした」(女性誌記者)
妹が逆風にさらされる一方で、アリスは15年に国民的映画「釣りバカ日誌」をドラマ化した「釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~」(テレビ東京系)で主人公の妻役に大抜擢された。さらには、間もなく公開の映画「新宿スワンII」にも出演。そして、年内公開の「巫女っちゃけん。」「氷菓」でも主演が決定しているなど、着実にキャリアを積み重ねて来ている。
「すずは今年の元旦にスポーツ紙に俳優・成田凌との熱愛をすっぱ抜かれました。これでますますイメージダウンが加速するでしょうね」(前出・女性誌記者)
2017年は姉妹逆転、アリスの人気に火がつきそうだ。