タレントの松本伊代と早見優が、線路内に立ち入ったとして鉄道営業法違反の疑いで2月10日に書類送検された。
事の発端は1月14日に松本が自身のブログに投稿した写真。2人が踏切から線路の中に入った状態で写っており、足元には「立入禁止」の看板が見える。加えて撮影の瞬間に踏切が鳴って逃げ出したことを記していたため問題視されていた。
2人はその後、京都府警右京署に事情聴取され書類送検となった。
「事情聴取の際、松本と早見はかなり怒られたそうです。一歩間違えば大事故につながっていた可能性もあるので、それも当然でしょう。ただ、2人とも深く反省しているので、書類送検までいくとは思いませんでした」(スポーツ紙デスク)
そこでにわかに持ち上がっているのが、松本と早見は「見せしめにされたのではないか」という説だ。その理由を週刊誌記者はこう語る。
「近年、鉄道ファンが撮影のために線路内に立ち入ったり、駅のホームで黄色い線の内側でカメラを構えて問題になるケースが増えました。JRは厳しい対応でそれらに当たっていますが、一向に減る気配はない。そこで『今後は厳しく対応する』という姿勢を示すために、2人を書類送検したのではないかとする声もあります」
特に関西の鉄道ファンはやんちゃなことで知られ、しばしば乱入などの事件を起こしてきた。2010年には滋賀県内で臨時列車を撮影しようとしたファンが乱入のトラブルを起こし、大きく報じられたこともある。
松本と早見にしてみれば、とんだとばっちりを食らったと思うかもしれない。