坂上忍が2月13日の「バイキング」(フジテレビ系)にて、引退騒動の渦中にある清水富美加について言及。その際に「仮面ライダー」について適当な知識を堂々と披露し、ライダーシリーズのファンから大ブーイングを受けているという。テレビ誌のライターがあきれ顔で話す。
「清水が仮面ライダー出演時の月給が5万円だったと語っていることについて、坂上はその金額を正当だと主張。そこは別に構わないのですが、問題は『まとめ撮りして拘束期間をぎゅっと縮めて、配慮の中で成立している』と説明したところです。実情はまったく異なるのですが、芸能界のベテランというだけで訳知り顔な態度にはあきれますね」
実際のところ、ライダーや戦隊ものの拘束はかなり厳しく、週5日は完全にスケジュールが抑えられ、ほかの仕事を入れるのは困難だ。しかも戦闘シーンや爆破シーンが多いことから遠隔地でのロケがメインとなり、出発が早朝になることから、拠点となるスタジオのそばに引っ越す出演者も珍しくないという。
「しかも坂上は10年4月のブログで、『別に、仮面ライダーに興味があるわけではない』と自分で認めているんですよ。それでいて『私の時代とは比べモノにならないぐらい、ちゃんと撮ってる』とか、『カット割も細かくて、凝ってるなぁ』との感想を残しているのですから、拘束時間が長いことくらい想像がつきそうなものです」(前出・テレビ誌ライター)
自身は09年にキッズアクタープロダクションを立ち上げ、子役の育成に余念がない坂上。それならばもう少し仮面ライダーの実情も頭に入れておいたほうがいいのではないだろうか。
(白根麻子)