「スター・ウォーズ:エピソード9」が2019年5月に公開されることになった。新3部作の最終章となる同作は、毎年12月に公開されていた「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」とは異なり、5月24日に公開となることをディズニーが発表した。
またアルデン・エーレンライクがハン・ソロの若き頃を演じるタイトル未定作品の公開が2018年5月25日になることを同社は明かしている。
公開のタイミングを変えた背景には、5月の最終月曜日にあるアメリカの戦没将兵追悼記念日の連休に観客を動員しようという考えがあるようだ。
「エピソード9」に関しての詳細はほとんど明らかになっていないものの、「最後のジェダイ」の脚本と監督を務めているライアン・ジョンソンが、「ジュラシック・ワールド」などで知られ「エピソード9」のメガホンをとるコリン・トレボロウと協力して取り掛かっていると思われている。
そんな中、ルーカスフィルム社のキャスリーン・ケネディ氏は、昨年12月に60歳で急逝したキャリー・フィッシャーが演じていたレイア姫が「エピソード9」に登場することはないと明かしていた。
ディズニーとルーカスフィルム社は今年1月、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」で行われたようにレイア姫をデジタル画像で復活させる予定は一切ないとして、「ルーカスフィルムがキャリー・フィッシャーの演じたレイア姫、レイア・オーガナ将軍をデジタル化することはないということをファンの皆さんにお知らせします」「キャリー・フィッシャーはこれまでも、そしてこれからもルーカスフィルムの一員です。彼女は私たちのプリンセスであり、将軍であり、私たちの友人なのです。彼女を失った悲しみを私たちはまだ抱えています。彼女のレイア姫としての思い出と遺してくれたものを称え、これからも彼女が『スター・ウォーズ』に与えてくれた全てを誇りに思っていく次第です」と発表していた。
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」は今年の12月15日に公開予定となっている。