5月8日に放送された「橋下×羽鳥の番組」(テレビ朝日系)で、激論を繰り広げた前大阪市長の橋下徹氏と人気漫画家の小林よしのり氏。
今回の放送で同番組のテーマとなったのは政治家の「失言」。
アメリカの原爆投下に関する議員の失言に関する見解で、橋下氏と小林氏が全面的に対立するなど、議論はヒートアップした。
さらに番組終了後、両氏の激論はネットで再開。ブログで小林氏が「あまりに橋下の言うことがデタラメ」「橋下に会ったことがない時よりも、会ってからの方が印象が悪くなった」と酷評すれば、橋下氏は「やっぱり小林よしのりはバカだった」と反撃。小林氏が同番組に「もう出ない」と表明するまでに大モメ。
そんな両氏の大バトルに業界内でも熱い視線が寄せられている。
「昨年4月に番組が始まって以来、いちばん盛り上がったんじゃないですか」と語るのは放送作家だ。
「橋下さんも小林さんも押しが強くて絶対に折れない人。番組スタッフも想定していた展開でしょうね。“再戦”が実現するとなれば、いよいよ“あの人”の出番ではないでしょうか」
果たして、両者のバトルで登場が期待される“あの人”とは──。
「2人の議論を裁けるのは田原総一朗さんしかいませんよ。舞台を『朝まで生テレビ!』に移して生激論して欲しいですね」(前出・放送作家)
突如として勃発した橋下徹と小林よしのりの大バトル。今後の成り行きに注目したい。
(白川健一)