6月18日、ジャニーズ事務所は元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾との専属マネジメント業務委託契約を9月8日をもって終了すると発表した。
そんな中、1995年の香取慎吾の記事が発掘され話題になっている。
問題の記事は漫画「ドラゴンボール」の連載終了を記念して制作されたムック本に掲載されたもので、まだ幼さの残る香取がドラゴンボールへの想いを語っている。注目はその中、「SMAPのメンバーをドラゴンボールキャラに例えると」という部分だ。
香取は自分を「孫悟飯」だとした上で、他のメンバーをキャラクターに例えている。これが的確すぎて怖いぐらいなのだ。
まずSMAPを脱退した森且行は「天津飯」。ドラゴンボールに詳しい雑誌ライターが解説する。
「天津飯は漫画連載の初期はメインキャラでしたが、中盤以降は脇役になりました。後に『旅に出た』という扱いになり、ほとんど登場しなくなります。森が脱退したのは1996年いっぱいのことで、取材は1995年のことですから、まるで森の脱退を予想したかのようですね」
共にジャニーズを辞める稲垣吾郎は「ピッコロ」、草なぎ剛は「クリリン」に例えている。
「ピッコロは最初こそ悟飯に厳しい修行をつけますが、後に師匠として尊敬されるほどになります。クリリンと悟飯はナメック星で行動を共にするなど、一緒にいる時間が長いキャラ。友達のような関係ですね。どちらも香取との関係を表しているようではありませんか」(前出・ライター)
中居正広は「孫悟空」。理由を「明るくて屈託のないところなんてそっくり」としている。
「孫悟飯にとって孫悟空は優しいお父さん。ただ、『セルゲーム』の時には、悟飯が嫌がっているのに無理やりセルと戦わせ、辛い思いをさせたこともありました。中居は最年長のリーダーで香取は最年少ですから、きっと悟空と悟飯のような関係だったのでしょう。無理難題を言われたこともあったのではないか」(前出・ライター)
最後に木村拓哉。香取はキムタクを「ベジータ」だとしている。
「これが一番興味深いですね。ベジータは父・孫悟空のライバルで、悟空と最後まで激しい戦いを繰り広げました。悟飯からするとベジータは『お父さんと自分をさんざん痛い目に合わせた嫌なヤツ』といったところでしょうか。漫画では悟飯がベジータを快く思っていないと推測できる描写が何度もあります」(前出・ライター)
まるでSMAP解散時のメンバーとの関係を思わせる例え話。香取はこの時すでにSMAP解散を予測していたのかもしれない。