6月21日に9年ぶりのアルバムリリースを記念してライブを開催した、元チェッカーズのメンバーで実の兄弟である藤井フミヤと藤井尚之のユニット・F‐BLOOD。ライブ終了後の囲み取材では、フミヤが「このF‐BLOODに解散っていう言葉はないですね」と明言。それに対し、惜しまれつつも92年に解散したチェッカーズの再結成について質問されると「ちょこちょこは歌っているんですけど、チェッカーズの復活は難しいでしょうね。もう音楽やっていない人間もいますし」とコメント。弟の尚之が「クロベエがいないしね‥‥」と04年に舌がんで亡くなった徳永善也氏のあだ名をつぶやくと、フミヤは「1人いないっていうのが、いろんな意味で」「再結成するグループが多いんですけど、うらやましいですね。5年後には僕も60歳になりますけど、その時にどうなっているかですね」とまとめた。
「ネット上ではフミヤが嘘つき呼ばわりされています。チェッカーズの元メンバーだった高杢禎彦は03年に暴露本を出し、フミヤを痛烈に批判。同じく元メンバーの鶴久政治も解散することを事後報告として知ったと発言しているため、フミヤと確執がある可能性が非常に高い。さらにリーダーだった武内享は前妻との間の息子2人が大麻取締法違反で逮捕され、再婚相手との間にも幼い息子がいて家庭が落ち着かず、音楽活動どころではありません。チェッカーズが再結成できない理由がそんなきれいごとではないと、誰もが知っていますから」(音楽プロデューサー)
SMAP同様、チェッカーズ再結成も夢のまた夢なのかもしれない。