それは本気で言ってるの? ブッ飛んだ発想に注目が集まっている。
7月19日放送のバラエティ番組「1周回って知らない話」(日本テレビ系)で、お笑いコンビ・トレンディエンジェルのたかしが先月17日に行われた「AKB48選抜総選挙」で結婚宣言をした須藤凜々花について言及した。
アイドルオタクとしても有名なたかしは、今回の選抜総選挙で須藤に投票していたことを明かしたうえで、「僕はブチ切れてますよね。やっぱ。『こいつ、何言ってんだ』って思って。おかしいでしょ!」と、結婚宣言反対派であるとコメント。
続けてたかしは、
「恋愛禁止条例、ちゃんと守ってんの僕らオタクの方ですからってことですよ」
という予想の上を行く意見を披露したのである。
このツッコミどころ満載のコメントにはMCの東野幸治も「モテないからです!」と、世間の誰もが思う指摘をしたが、たかしの発言はネット上では瞬く間に名言として浸透しているようだ。
「とはいえ、たかしも番組で元カノが紹介されていたこともありますし、AKBのファンになってから自身が言っているように恋愛禁止を守っているわけでもないです。実際はそこまでモテないわけでもないですから、バラエティ用の発言でしょう。それでも開票イベントの前に更新されたたかしのツイッターでは、投票用のシリアルナンバーカードを7枚ほど写した写真を投稿していました。たかしほどのファンであればモバイルファンクラブでの投票もしているはずで、10票以上投じた可能性も高い。それで怒っているのは紛れもない事実でしょう。それにしても今回の発言は『恋愛禁止条例』というところに注目して、オタク=モテないという先入観を利用した非常に面白い発言だと思います」(エンタメ誌ライター)
ネット上では「よくぞ言ってくれた」「まさにアイドルオタクの鑑ですね」「自虐発言をここまで堂々と言うところは逆にカッコいい」といった書き込みが見られるなど、好意的に受け止めた人が多かったようだ。
今回の名言でAKBオタクのイメージがさらに強くなったたかし。その立ち位置を利用した仕事がさらに舞い込んでくることも想定され、本人としてはこの反響の大きさを素直に喜んでいることだろう。
(本多ヒロシ)