武井咲が銀座のホステス役で主演を務めるドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系)第2話の視聴率が12.3%だったことがわかった。初回視聴率は11.7%だから、これで2週連続して平均視聴率10%超えとなり、好調なスタートを切ったと言えそうだ。
中でも注目されたのが、武井演じる元子とともに銀行の派遣社員だった仲里依紗演じるホステス・波子の水面下のバトルだ。波子は奥田瑛二演じる楢林に、自身の肉体と引き換えにクラブ開店のための出資金を無心するも、元子の策略により頓挫してしまう。
「この日の放送では武井も仲も、背後から迫りくる奥田の手を払いのけるシーンがあったのですが、仲の手の払い方が絶妙でした。艶と含みを感じさせる仲の演技には、俳優の中尾明慶の嫁であり1児の母である実生活が透けて見えてゾクッとしました。もう少し押したら許してくれるんじゃないかという、期待感を漂わせていましたからね。対する武井は背後から迫る邪魔者をよけただけで、風情もなければ艶っぽさも皆無。最初からよけることが前提だったことがわかっていましたから、女優としての力量に疑問を感じてしまいました。どう見ても仲の圧勝でしたね」(テレビ誌ライター)
次回第3話は、“荒ぶる女”の演技に定評がある仲の見せ場がてんこ盛りの回。早くも期待感が募るばかりだ。