「穴がボコって。誰かが開けたんだろうなと。そういう気持ちなんだろうなって思って、その穴を見ながら頑張ってました」
そう告白したのは、7月26日放送の「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)に出演した夏菜。NHK朝ドラ「純と愛」でヒロインを務めていた頃、当時報じられた自身の熱愛報道に視聴者からクレームが殺到。「思いきり落ち込み、毎晩酒を飲んで憂さ晴らししていた」などとぶっちゃけ話をしていたが、ひときわ周囲を驚かせたのが、冒頭の「壁の穴」発言だった。同ドラマは、NHK大阪放送局の制作で、拠点が東京の俳優には長期宿泊できるウイークリーマンションが用意され、埼玉出身の夏菜は、1年間その一室に住んでいた。が、部屋の壁に穴が開いていたというのだ。
「つまり大阪制作の朝ドラヒロインの誰かが、こぶしで宿泊所の壁をぶち抜き、穴を開けた可能性が高い」(スポーツ紙記者)
いったい「犯人」は誰か。条件を満たす歴代ヒロインを見ていくと「純と愛」の前は「カーネーション」の尾野真千子、以下同様にさかのぼると「てっぱん」の瀧本美織、「ウェルかめ」の倉科カナ、「だんだん」の三倉茉奈・佳奈、「ちりとてちん」の貫地谷しほりとなる。
「このうち視聴率ワーストは、『ウェルかめ』で、平均13.5%。初回でも16.0%と、当時で歴代2番目に低かった。しかも関東より関西の方が振るわず歴代最低の11.8%。倉科のストレスは相当なものでしょう。しかも朝ドラヒロインは月~金は朝から晩まで収録で土日は台本を覚えたり取材の対応がある。愚痴をこぼす相手もおらず憂さ晴らしする方法もなくムシャクシャして壁に八つ当たりしたのでは…」(芸能ライター)
もっとも、前述の歴代ヒロインは全員がかなりの酒好きで、酔った勢いということもありそう。
「ただ、双子の三倉姉妹は愚痴を言い合えるし、大阪出身だから地元の友人とストレス解消もできる。奈良出身の尾野は言いたいことは言う性格でストレスはたまらず、瀧本は根っからのポジティブ志向で壁に当たる理由がない。残る熊本出身の倉科は飲めばカラミ酒らしい。当時、よゐこの濱口優と熱愛中でしたが、東京と大阪の遠距離恋愛でなかなか会えず、タマってたのかも」(女性誌記者)
はたしてハードパンチャーは?
(塩勢知央)