長らく「女帝生活」を送っていた浜崎だが、11年元日、オーストリア出身のモデル、マニュエル・シュワルツとの結婚を発表。ラスベガスで挙式したものの長続きせず、わずか1年で離婚することに。彼女のカリスマ性が失われていったのもこの頃からだ。
「13年末、彼女は結婚後初となるシングル曲『Feel the love』を発売したのですが、初登場5位となり、シングルCDの連続1位記録が25作でストップしてしまった。翌年10月に発売した『Terminal』に至っては初登場24位。ライブのチケットもパタリと売れなくなり『浜崎の時代が終わった』と、関係者の間でささやかれだした」(芸能プロ関係者)
人気が急落する中、浜崎は14年3月に10歳年下のアメリカ人医大生と懲りずに再婚。やはりこれも長続きせず、16年に破局した。
凋落が止まらないまま、浜崎は現在に至っているが、
「CDが売れなくなってから、酒に逃げるようになったんですよ。これまで連れ歩いていたスタッフも去り、『自宅での一人酒』に飲み方が変わったんです。冷蔵庫に缶チューハイを買いだめしておいて、オフの日は昼夜問わず飲み明かしている。その結果、短期間で別人のように激太りしてしまった。最近は、自宅でインスタグラムにアップする自撮り画像を『画像編集アプリ』で“過去の体形”にみずから加工しながら、酒に溺れるような引きこもり生活が続いている。これでは太る一方で、本末転倒ですよ」(前出・芸能プロ関係者)
酒の影響が及んでいるのは体形だけではなかった。
「ここ数年、彼女は急激に歌唱力が落ちてきて、関係者は音源の収録に四苦八苦しているんです。『飲みすぎの影響』と言われていますね。ライブでは体形も歌唱力も偽ることができず、だから本人もライブのモチベーションが低下しているという話です」(音楽レーベル関係者)
近年、レコード会社のプッシュも得られず、CDを発売しても数万枚しか売れなくなり、音楽番組にも呼ばれなくなった浜崎は、経済的にもピンチのようだ。
「貯蓄がなくなってきたのか、ここ数年で逗子の別荘を約4億円、南青山の自宅を25億円で売却して、豪華とはいえ、これまでよりは廉価な自宅に移ったんです。今後、生活水準を大幅に落とさないかぎり、借金生活に陥る可能性だってあります」(芸能記者)
20年の月日はかくも残酷なのであった。