フジテレビの笠井信輔アナがオタク魂を存分に発揮しすぎてしまい、映画関係者を呆れさせてしまったようだ。笠井アナは大の映画好きで知られ、中でも「スター・ウォーズ」は1977年公開の第一作(エピソード4)から観ているという筋金入りのファン。12月15日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)では笠井アナが、公開中の最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」について、関係者を取材する場面が放送された。
「まずはライアン・ジョンソン監督に『これが私が映画を観た証拠です』と、当時の映画チケットを披露。妙にテンションが上がったのか『チケット!マイ・チケット!』と何度も同じ単語を連呼する様子に、視聴者からは『取材じゃなくてただのファンだよ』との指摘が入る有様でした。もっともこのへんの様子はまだ、スター・ウォーズが本当に大好きなんだなと、ほほ笑ましく感じられる部分でもありました」(映画ライター)
続けて笠井アナは、初期の作品で主役を務めていたマーク・ハミルを直撃。本作で30年ぶりにルーク・スカイウォーカー役を演じるハミルに出会うと、笠井アナはもはや取材を忘れた醜態をさらしたのである。
「取材前に笠井アナは、高校生の時に購入した『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(80年)のパンフレットに日付入りでサイン。何と世界的な映画スターに自分のサイン入りパンフを渡すという暴挙に出たのです。そしてハミルが登場するといきなり『アー ユー ルーク・スカイウォーカー?』とかまし、ハミルは困惑。しかし構わず『アイ ライク スター・ウォーズ ベリーマッチ! アイ ラブ スター・ウォーズ!』と日本語発音でまくしたて、その勢いにはハミルもすっかり引いていました。さらには『帝国の逆襲』を観ていないと明かしたハミルに対して『それはダメですよ!』とまさかのダメ出し。驚いたハミルが思わず日本語で『ダメダヨ~』とオウム返ししたのが印象的でしたね」(前出・映画ライター)
ちなみに笠井アナがパンフをプレゼントしたのは、劇場第一作のパンフにハミルからサインをもらうための算段だったとか。そのもくろみはまんまと成功していたが、視聴者不在の“笠井の笠井による笠井のための取材”だったのは明らかなようだ。