12月7日放送の番組内で、来春での終了が正式に発表されたフジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」。11月に番組終了が報じられたものの、12月1日の同局定例会見で「終了は事実ではない」とコメントが出された同番組だが、わずか6日での“前言撤回”で、ネット上でも同番組の終了を惜しむ声が広がっている。
前身の「みなさんのおかげです」から30年を数えた歴史にピリオドを打つ「みなおか」だが、古参ファンからは意外な見解が──。
「長年続いた番組の終了は寂しいことですが、むしろ歓迎したい気持ちが強いですね」と語るのは、とんねるずのデビュー時からのファンだという芸能関係者だ。
番組終了を歓迎する理由について「『みなおか』が終わることで、逆に『20年ぶりの楽しみ』ができたんです」と、この関係者だが、いったい、「20年ぶりの楽しみ」とは…。
「とんねるずがレギュラー出演する新番組のスタートですよ。『みなおか』が長寿番組となったことで、彼らのレギュラー番組は1998年の『JAPAN BOYS』以来、新たに始まっていなかった。“一般男女お見合い番組”の『ねる様の踏み絵』(TBS系)や“オークション番組”の『とんねるずのハンマープライス』(フジテレビ系)など、昔からとんねるずの新番組は斬新な企画ばかりなんです。『みなおか』終了でどのような番組を始めるか楽しみでなりません」
賞味期限切れなどの意見も多いようだが、実は、とんねるずの“次の動き”に期待も寄せられているのだ。
(白川健一)