今年一番のブレイク女優といえば、吉岡里帆をおいて他にいないだろう。現在のふんわりとした癒やし系のキャラクターとは裏腹に、かつては過激なグラビアにも挑戦した野心系アイドルだった。そんな彼女がオヤジ殺しテクを駆使して上り詰めた秘話を全て公開しよう。
いよいよ、来年1月に主演ドラマ「きみが心に棲みついた」(TBS系)がスタートする吉岡里帆(24)。オリコンが発表した「2017年ブレイク女優ランキング」で1位を獲得したほか、CMでも引っ張りだこ。「どん兵衛」「ZOZO TOWN」などのCMに起用され、一躍、トップ女優の仲間入りを果たしたのだ。
だが、吉岡は突然ブレイクしたワケではない。
「今思えば、ブレイクを見据えて下積みに励んでいたのかもしれません」
と語るのは、グラビア時代の彼女を知る出版関係者だ。
実は12年、女優を志して現事務所に所属した彼女は、21歳となった14年夏から水着姿にも果敢にチャレンジ。グラビア界に進出したのだった。
「当時の彼女は、なかなか女優としての仕事を増やすことができず焦っている様子でしたね」
と当時を振り返るこの出版関係者は、グラビアに進出した吉岡について、
「『カラダを武器に芸能界の仕事を増やそう』という意欲を感じました」
とも語るのだ。
つまり女優ではなく“グラビアアイドル”として週刊誌上に登場した彼女は、スレンダーなスタイルからはおよそ似つかわしくないグラマラスなボディで、一躍、注目の存在になったのだという。さるアイドルウオッチャーが証言する。
「愛くるしい童顔とEカップ巨乳、弾力感のあるヒップの組み合わせは衝撃的でした。反響もすさまじく、ネット上に彼女のグラビア写真が次々と転載されて知名度が爆発的に上昇していった。彼女のグラビアが掲載される号は目に見えて売り上げが伸びたんです」
しかも、あまりに完成度の高い吉岡の水着グラビアを巡っては、ネット上で思わぬ議論の的にもなったことも。
「実は、彼女がグラビアに登場した当初、あまりにオッパイの形がいいので『豊胸説』や『画像加工説』まで流れました。しかし現場で直接、彼女の水着姿を見てみると、自然に揺れていて明らかに“ナマ乳”なんです。当時は、グラビアアイドルに“修整”が入っている場合がありましたが、彼女にそういうレタッチはなかったですよ」(前出・出版関係者)
グラビアで“第一のブレイク”を果たした吉岡だが、圧倒的人気の背景にあったのは、癒やし系の清純なルックスからは想像できない「脱ぎっぷり」のよさにあったのだ。
「彼女が身につける水着は、とにかく布の面積が小さくて露出度が高いものばかり。撮影スタッフがセレクトした水着の中から彼女本人が率先して過激な『極小ビキニ』を選んでいました。メイキング動画でも残っていますが、満面の笑顔で服を脱いで水着姿になるんです。みごとな脱ぎっぷりでしたね」(前出・出版関係者)
このグラビア時代の度胸のよさが、今の女優への出世ぶりにつながっている‥‥。