タレントの顔写真を宣伝や記事上で使うなどをいっさい禁じていたジャニーズ事務所とは思えない光景に、ファンならずとも目を疑った?
12月25日、ネット上にアップされたのは元SMAPでタレントの木村拓哉の“百面相写真”。よく見れば、完全なフォトグラフではなく、加工されたキムタクの顔。これは12月26日から始まる「LINEのお年玉」キャンペーンのアンバサダーに木村が就任したことで販売される、彼の“顔写真”を使用した特別スタンプ。つまり、このスタンプ素材が公開されたのだが、これまでには、ありえなかった“顔面売り”に世間からは様々な声が殺到しているという。
「12月31日から木村が弾き語りで、RCサクセションのカバーを歌うテレビCMまで放送され、YouTube動画でも同時に放送開始されるのですが、元SMAP3人がネットテレビで話題を独占していることから、そのあからさまな対抗心を世間は感じているようです。特に、あの解散劇から一気に増えた反ジャニーズの人たちからは一様に“今さら?”といった失笑ともいえるコメントが大量投下されてますね」(女性誌記者)
分単位で増えるコメントをいくつか拾ってみると、「事務所のなりふりかまわない感じが(笑)」「出遅れ感がハンパない」「キムタクも時代についていくのに必死」「映画の宣伝すら“顔”を使わせない高慢事務所がスタンプで貼られ放題ですか?」「セリフが古い」「グループで使ったらハブられそう」など、言われたい放題。発表会でLINEの取締役CMSOの舛田淳氏は、キムタク起用理由に「LINEとともに、次の年、新たな年を踏み出す人に。グループからソロへ。木村さんは力強く踏み出そうとしています」と熱く語ったが、アンチたちに「新しい地図」を起用したほうがよかったのでは?と言われないよう、キムタクスタンプをとことん売りまくりたいところかも。
(小机かをる)