1月15日に放送された木村拓哉主演のテレビドラマ「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)第1話の視聴率が、14.2%だったことがわかった。同ドラマは、木村主演のドラマとしては低空飛行のスタートとなった。
「かつて木村といえば、主演ドラマは視聴率20~30%が当たり前でしたが、近年は下降ぎみ。そして今回の『A LIFE』は、彼の主演作の中で歴代ワーストの初回視聴率を記録しました。それでも他のドラマと比べれば、十分な数字ではありますが、本作は主役級の俳優を揃え、1話あたり約1億円という莫大な制作費がかかっている。それだけにTBS側としては、物足りない数字でしょう」(テレビ誌記者)
また木村は今回、今まで演じるのを避けてきた医者役を、視聴率獲得のために選んだとも一部で囁かれている。しかし昨年、全話平均で視聴率20%超えを記録した「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)とは、大きく水を空けられることとなった。
そんななか、1月17日発売の「FLASH」が、木村の今後の予定を掲載し話題を集めている。
「木村といえば昨年、SMAP独立騒動の際に、1人事務所に残ることを選択したと言われています。そのため、事務所はジャニーズ帝国に忠誠を誓った木村を今まで以上に全面バックアップすることになっている。その結果、現在TBSドラマに出演している木村ですが、記事では10月からの月9主演にも決まっていると報じています。つまり今年、彼としては異例の年に2回の連ドラ主演を務めることになるようです」(前出・テレビ誌記者)
「A LIFE」の不発を見越して、月9という「保険」をかけていたとしたら、TBSの制作陣としてはなんとも士気の下がる話だろう。
(森嶋時生)