1月12日にスタートしたドラマ「アンナチュラル」(TBS系)で主演を務める石原さとみ。死因究明に特化した研究所「不自然死究明研究所」という施設で働く法医解剖医・三澄ミコトを好演している。死と対極にある生の象徴として、石原の“食べるシーン”がふんだんにあるのも見どころといっていいだろう。
「しかし、石原はやっぱり“公開処刑”されてしまいましたね。石原演じるミコトの下で働くバイトの記録員・久部六郎を演じている窪田正孝の小顔ぶりは“共演者泣かせ”と言われているほど本当に小さいんです。今回も石原と並んだ番宣用の写真などを見ても、遠近感が狂うほどの小顔ぶりを見せているんです。窪田がもし石原と同じ解剖医を演じていたら、顔を寄せ合ったり、隣に並んだりするシーンが増えていて、その“公開処刑”はドラマの中でも何度となく繰り返されるはず。その意味で窪田を石原と同じ解剖医にしなかった配役は“不幸中の幸い”と言えるのではないでしょうか」(芸能ライター)
11年3月からアメリカで放送され、日本でもWOWOWなどで放送された「ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言」に似ているとの声もあるこのドラマ。確かに高視聴率を獲得できる「医療モノ」と「刑事モノ」をミックスさせた法医学ミステリーというジャンルという点では同じだ。しかし石原のチャームポイントであるタラコ唇に感じる“食べるシーン”の艶っぽさが加えられ、また違った趣になっていきそうだ。まずは展開を注目していきたい。