芸能

明石家さんまが松本人志のテレビ復帰を熱望しても…「吉本興業の深刻事情」が浮き彫りに

 松本人志は復帰できるのか、できないのか。遅々として話が進まない様相のテレビ界だが、妙な「匂わせ」をする番組もある。11月17日放送の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)では「東京23区まっちゃんの店完全制覇」と題したロケを放送した。

 松本の活動自粛を踏まえて「現在、空前のまっちゃん不足に陥っている」と銘打ち、相方の浜田雅功らが都内の「まっちゃん」と名のつく飲食店を訪問するというものだった。

 活動再開の布石とも取れる内容だが、芸能関係者は「復帰へのハードルはいまだ高い」と指摘する。

「SNSを中心に、松本の活動再開を拒絶する意見がどんどん増えており、署名サイトでは『松本人志氏の復帰やめて』との署名に3万人以上が賛同。今後、テレビ番組に戻ってきたとしても、スポンサーへの抗議が相次ぐことは間違いないでしょう」

 松本の復帰が容易ではないことを如実に表しているのが、吉本興業の大御所・明石家さんまの動向である。さんまは11月9日のラジオ番組「MBSヤングタウン」で「松本がテレビに復帰して、頑張ってくれることを俺は祈っている」と語り、収録後に吉本の上層部と会合すると明かしていた。そして翌週の番組でのさんまの報告に期待が高まったのだが…。

 なんと11月16日の放送では「部長さんが来て、俺たちより情報がなかった」と成果ゼロ報告。近日中に社長と会うと明かしたものの、この日の放送では松本に関する話題はほとんど出なかった。

 さんまのトーンダウンに、爆笑問題の太田光も「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、肩透かしを食らったと落胆していた。テレビ局スタッフは言う。

「超大物のさんまに時間を割いてもらい、全く実りのない会合を開くなんて、通常はありえない話。松本の復帰で会社への風当たりが強まることを恐れる吉本が、極めて慎重になっていることが浮き彫りになりました」

 さんまの思いはなかなか届かないのかもしれない。

(山倉卓)

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