ズラリと並んだ面々はダンプ松本、クラッシュ・ギャルズのライオネス飛鳥と長与千種、ジャガー横田、ブル中野、井上京子…。かつて全盛を誇ったプロレス団体「全日本女子プロレス(全女)」に所属していたプロレスラーたちだ。全女はNetflixで配信中のドラマ「極悪女王」で、大いにその名を知られることになった。
で、往年のスター選手が揃って禁断トークを繰り広げたのが、11月18日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)でのことだ。
令和の時代では考えられない、昭和女子プロレスの実態を大暴露。ケガが多いスポーツにもかかわらず、試合会場には医者がいないため、止血や抜糸は自分で行うなど、コンプライアンス度外視の出来事ばかりだったことや、驚愕のギャラ事情も明らかになった。
さらに「極悪女王」で触れられていた「酒、タバコ、恋愛」厳禁という「3禁」の実情に話が及ぶと、なんと長与は驚きのカミングアウト。
「私は守ってなかったです。(彼氏が)いました」
しかも、クラッシュ・ギャルズとして人気絶頂だった20歳の頃のことであり、相手も人気絶頂のプロレスラーだったという。
実はプロレス業界内でこれは有名な話であり、おまけにそのお相手はすにカミングアウトしていたのだ。
「ズバリ、当時UWFのエースでカリスマ的人気を誇っていた、前田日明ですよ。『極悪女王』の中で、唐田えりか演じる長与が『これから前田さんと対談なんだ~』と声を弾ませるシーンがありましたが、交際を暗示していましたね。前田はUWF時代の同志・藤原喜明との対談番組で『長与にスープレックスした』とリング外での『試合』を示唆しています。藤原のさらなる暴露話にはピー音がかぶせられ、前田が狼狽するひと幕がありました」(元プロレス専門誌記者)
長与と前田の「現在の関係」が気になるところだ。
(高木光一)