静岡県島田市の病院で看護師にキックするなどしてケガを負わせ、現行犯逮捕された広末涼子容疑者。静岡県警掛川署は薬物検査の可能性に言及している。広末容疑者の個人事務所も認めた「パニック状態」のせいで、もし広末容疑者が任意の薬物検査を拒否した場合、「強制採尿」という屈辱の捜査が待っている。
薬物乱用や精神錯乱状態で意思疎通を図れない容疑者に対し、警察は「強制採尿令状」を取り、容疑者の体から尿を採取することができる。それはどんな光景なのか。
下着を脱がせた容疑者の体を仰向けにし、数人がかりで足をこじあけ、М字開脚であらわになった「プライベートゾーン」にライトを当てる。そんな衆人環境の中で担当者がデリケートな箇所を傷つけないよう、慎重に尿道から膀胱まで管を入れ、強制的に排尿させて、尿を調べるのだ。
広末容疑者は3月、ファンクラブのサイトで、咳止め薬やアレルギー鼻炎薬、総合感冒薬を服用していると明かしていた。2024年12月31日付の本サイトでも紹介したが、市販の咳止め薬や抗アレルギー薬、総合感冒薬には、欧米や豪州では発売禁止となっている麻薬性鎮痛剤と同じ成分が微量ながら含まれている。大量摂取(オーバードーズ)することで麻薬を摂取したのと同じ多幸感やハイ状態が得られ、薬物依存を引き起こす。
尿から違法薬物が検出されず、市販薬の飲み過ぎだったとしても、数々の奇行に二度の結婚と離婚、カリスマシェフ鳥羽周作氏とのW不倫などで清純派アイドルからスキャンダル女優へと変貌した広末容疑者でも、「強制採尿」は復帰が絶望的なイメージダウンになってしまうだろう。
(那須優子)