森友問題や裁量労働制など政治関連のトピックが話題になる中、さっそく来年に控える参議院選挙に向けての動きが活発化しているという。その水面下の“選挙戦”では毎回、顔が売れているタレント候補の奪い合いも見ものとなっている。
「昨今はお笑い芸人がワイドショーでコメンテーターを務めるケースも増えています。中でも慶應卒のインテリ芸人で知られるオリエンタルラジオの中田敦彦、そして真っ当な発言がメディアに取り上げられる機会も多いカンニング竹山には、各陣営から熱い視線が寄せられていますね」(全国紙記者)
この二人は以前から、独自の目線で世相を斬ることで定評があった。そして最近、これまで政治関連で名前のあがることのなかった芸人が、ダークホースとして注目されつつあるというのだ。
「カラテカの入江慎也です。カラテカといえば、『進ぬ!電波少年』(日本テレビ系)で注目された相方の矢部太郎の知名度が先行していましたが、入江のほうも最近は膨大な人脈を持つことで知られるように。5000人の友人がいると豪語し、サッカー日本代表の長友佑都や大相撲の白鵬、巨人の阿部慎之助などスポーツ人脈は豊富。また実兄の和宏氏がビームスに勤めている関係からかビームスの設楽洋社長とも親しく、他にも実業界人脈は広いようです。何より政治家も人脈が命ですから、入江も立派なタレント候補のリストに入っているんです」(前出・全国紙記者)
その入江は来年の選挙時には42歳となっており、年齢的に政治家転身も不思議ではない。果たしてその人脈力を選挙活動に使う日は来るのだろうか。
(浦山信一)