反社会的勢力との付き合いと“闇営業”が発覚し、6月4日付でよしもとクリエイティブ・エージェンシーを解雇されたお笑いコンビ・カラテカの入江慎也。6月7日発売の「FRIDAY」が報じた、2014年に開催された詐欺師グループの忘年会には、入江の口利きで雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮、レイザーラモンHGらも参加していたが、6月7日現在で実質的なペナルティは発表されていない。それどころか、宮迫がMCを務める「アメトーーク!」(テレビ朝日系)についてテレ朝は今後の放送について「放送予定に影響ありません」とした。
「FRIDAY」の取材に宮迫は、入江に「ちょっと顔出してください」と言われて、その時間は予定がなかったことから、気軽に引き受けたと答え、「芸人一人につき、100万円は払ったと思いますよ」と記事で証言されているギャラについては「もらってへん」と答えている。
「宮迫の証言には無理がある気がします。自分の知り合いでもなく、義理もない人の忘年会に、ギャラももらわず芸人として参加するとは考えにくい。宮迫の言葉が本当だとしたら、入江の誘いを断れない事情が宮迫にあったのかもしれません。それともお金はギャラではなく“お車代”という名目だったのか。いずれにせよ、宮迫の証言には矛盾を感じます。なのに、いくら“主犯”とはいえ入江だけを解雇して終わりでは“トカゲのシッポ切り”とヤユされても仕方ないでしょう」(芸能ジャーナリスト)
黒い交際といえば、島田紳助は芸能界を引退するほどの大きな責任を負ったはずだが、はたしてよしもとは、このスキャンダルにどう決着をつけるつもりなのだろうか。