これは「正論」なのか「クレーマー」なのか。
3月13日に放送された「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演した和牛・水田信二の主張にネット上では論争が巻き起こっている。
問題のトークテーマは「最近ムカついたこと」。水田が後輩と劇場出演時の合間にランチを食べにいったところ、後輩が食べ終わる頃になっても自分の頼んだ料理が提供されそうになかったことに対して「何でランチ時なのに時間合わせて出してくれへんのやろ」と苦言。結局、食べずにお金だけ払って店を出たという。「ボクがタダで帰ったら、(店側は)『良かった良かった』で終わるでしょ。でもちゃんと支払うことによって、店は反省するから。ボクみたいな被害者が生まれなくて済むじゃないですか」と主張した。
「まるで面を付けているかのように無表情、淡々と理詰めで説く水田に共演者や観覧客までもが“ドン引き”でした。明石家さんまが『厨房1人やったら無理やないかい』と店側への気遣いを見せても水田は『なら(シェフを)1人増やさないと。(増やせないのであれば)席を増やしちゃダメじゃないですか』と譲りませんでした」(テレビ誌ライター)
ただし、スタジオの反応とは違い、ネットでは賛同の声も出ているようだ。前出のテレビ誌ライターが続ける。
「誰もが水田と同じような経験をしているからでしょうか。『水田さんが言ってること間違ってない』『別に変なこと言ってなくない?』という声がある一方で、『気持ち悪すぎる』『水田マジでドン引きだわ』『こういう客が来るから飲食店でバイトしたくないんだよ』という批判もありました。水田の“神経質”な部分に否定的な視聴者が多かったようです」
一般的に、ランチタイムでの料理提供の待ち時間は「10分~15分」が許容範囲となっている。まして水田の場合、「5分ほどで後輩の料理が出てきて、それから5分後に自分の料理がいつでるのかと店員に聞いたところ、“あと7分”と言われたが、時計で計ったところ、12分経っても来なかった」というのだから、一般的に見ても「待たされたほう」だろう。
この怒りを「和牛のネタ」として消化してほしいものだ。