漫才日本一を決める「M-1グランプリ2019」(テレビ朝日系)の決勝進出者9組が発表された。今回、決勝進出が有力視されていた人気コンビ・トリオが次々と落選し、ネットでは衝撃が広がっているという。
「決勝進出には、ニューヨーク、インディアンス、ミルクボーイ、オズワルド、見取り図、かまいたち、ぺこぱ、からし蓮根、すゑひろがりずの9組が選ばれました。その一方、アインシュタイン、カミナリ、トム・ブラウン、ミキ、和牛など、現在多くのテレビ番組で活躍する有名芸人たちが落選したことで、ネットでは『和牛、まさかの敗退』『今回はフレッシュな人選』といった驚きの声があがっています」(テレビ誌記者)
そんな今回落選した和牛やミキは、女性ファンが多いことでも知られている。そのため、SNSでは「和牛とミキ出ないなら、今年のM-1は見ないわ」「は?和牛いないとか意味わからへん。じゃ見ない」「和牛がいない決勝はありえない! 見る価値ない」と、一部女性から怒りの声が殺到している。だがこの状況に、お笑いファンからは懸念の声もあがっているという。
「今回の準決勝は、ライブビューイングが実施されたことで、多くの感想がSNSで投稿されました。その中でも和牛に関しては、『ネタ終わった直後、これやばくね?って映画館ザワついたの印象だった』『去年あそこまで攻めたネタで競った和牛が結局今年も出てやる事がそれかーと少し思ってしまった』と、ネタの弱さを指摘する感想が相次いでおり、落選は妥当だったとの見方も強い。また、彼らは決勝常連ですから新鮮味が薄れ、見る側の目も厳しくなっているというのもあるでしょう。そんな同大会は、準決勝まで番組に関わる作家が判定していましたが、今後の敗者復活は視聴者投票となります。そのため、一部お笑いファンからは『敗者復活は、ネタそっちのけで、和牛やミキの落選に怒ってる女の組織票が入るのでは?』『女たちは顔で判断せず、ちゃんとネタを見てガチでおもしろいコンビに投票してほしいなぁ』『本当におもしろいと思うならいいけど、ネタ見ないで投票するファンは問題外』と、ただの人気投票になってしまうことを心配する声もあがっています」(前出・テレビ誌記者)
敗者復活の投票方法に関しては昨年、とろサーモン・久保田かずのぶも〈お願いだから偏ったカッコいいとか可愛いの一票で入れないであげてください。それで勝ち上がる者が決勝でどれだけ酷い惨殺にあうかプロは知ってる。(略)アイドルやないねんから〉とツイートし、2万件以上のイイネを獲得するなどして話題となった。とはいえ本番では、熱狂的なファン以外も納得させるようなネタで、世間を驚かせてくれることに期待したい。