一度は逃げおおせたかと思いきや「森友学園問題」が再燃。文書改ざんを巡って財務省の職員から自死者が出るなどキナ臭い状況ながら、雲隠れを決め込むのが安倍晋三総理(63)のファーストレディである安倍昭恵氏(55)だ。一方的なコメントだけ発表して知らぬ存ぜぬで逃げ切ろうとしているのは、まさに“無責任ファースト”。政治部デスクが解説する。
「改ざんされた文書には、『いい土地ですから、前に進めてください』と昭恵夫人からお言葉をいただいたと森友側が発言した部分など、昭恵氏の記述5カ所が全部削除されていました。野党は真相究明のため、国会に引きずり出そうとしています」
財務省と森友学園側の国有地売却に関する交渉の経緯をまとめた公文書を巡り議論が紛糾し、もはや森友国会とも言うべき異常事態の“渦中”にいる昭恵氏は、いったいなぜここまで安倍政権の“アッキーレス腱”になったのか。3月27日に佐川宣寿・前国税庁長官の証人喚問が開かれても、昭恵夫人を「国会に引きずり出せ」の声は高まるばかり。同日発売のアサヒ芸能4月5日号では、彼女の奔放な性格がどう培われてきたのか。また、最近の意外な言動も含めて、ファーストレディの追い込まれっぷりの全貌を4ページにわたって詳報している。