どんな局面であっても“ショーバイ”を忘れない。
松居一代にとって、あらゆるシーンが「商品PRの場」と化すようだ。4月7日に自身のブログを更新した松居は「神様のお導き」との大仰なタイトルを付け、自宅の玄関口を掃除する様子を収めた写真をアップ。その写真を撮影したのが、偶然通りがかった「おまわりさん」だという。
「(偶然にも)自転車で通られたんですよ。おまわりさん、『写真お願いしまーす』ということで…パチリと撮っていただけました」とその状況を説明すると、なぜか「おまわりさんとも、パチリと記念撮影。おまわりさんは、マツイ棒の愛用者だったんですよ」と締め、最後には自身のプロデュースした大ヒット商品の告知にもつなげてみせたのだ。
「マツイ棒とは彼女の実業家としての能力を見せつけるキッカケとなった商品で、2004年頃から販売を開始した簡素な作りの掃除用具です。松居はこの商品だけで2億円近い借金をきれいサッパリ完済したとされる相当な商売人。1本の記事を10本ほどに分割させて記事を作るセコさもさることながら、通りすがりのおまわりさんまでをも利用して宣伝に着地させるワケですから、そのあたりのお金へのこだわり、銭ゲバっぷりは圧巻のスゴさです」(テレビ誌ライター)
今回写真を撮った「おまわりさん」も、まさか自分の行為がそんなふうに物語化されるとは思ってもみなかっただろう。松居の豪邸付近をぶらりと通りすがるにあたっては、知らずのうちに“導かれてしまう”ことは覚悟しなければならないらしい。いずれにしても松居一代は、転んでも決してタダでは起き上がらない方であることは間違いないようで…。
(木村慎吾)