夫の船越英一郎を相手に泥沼の離婚劇を繰り広げている松居一代が、今度は海外進出をぶち上げた。7月21日付のブログにて、シンガポールに法人を設立したと明かしたのである。
しかもその場所は、シンガポールの新たなランドマークとして日本人旅行者にも人気の高級ホテル「マリーナベイ・サンズ」のレジデンスだというのだ。このレジデンスの賃料はもっと安い部屋でも月額40万円ほど。何とも豪華な現地法人だが、いったいどんなカラクリになっているのか。アジア事情に詳しいライターはこう耳打ちする。
「実はシンガポールに現地法人を設立するのはさほど難しくありません。法人設立をサポートする業者がいくらでもあり、数十万円ほどの手数料を支払えば現地での申請などを全部やってくれるのです。この金額なら松居でも賄えるでしょうし、申請者本人が現地に赴く必要すらありません。そもそもブログの文面からすると、彼女はシンガポールに行ってない可能性も感じられます」
松居はブログ内で「マリーナベイサンズ(中略)そこの、レジデンス、51階に法人を設立しました」と説明。しかし同ホテルと“マリーナベイ・レジデンス”は同じマリーナベイ地区に建っているものの、経営はまったく別物で直接の関係はない。しかも現地に行けば両者が数百メートルも離れて建っていることがすぐにわかるはずだ。
「現地法人の設立にはシンガポール国内の住所が必要。会社設立サポートにはその住所を貸してくれるメニューも用意されており、人気コンドミニアムの住所を年間十数万円で使えるのです。いわゆるペーパーカンパニーであり、日本企業が名目上の現地法人をこういった形で設立しているケースも珍しくありません。もっとも松居にとってその現地法人がどういうメリットを生むのかはよくわかりませんがね」(前出・ライター)
果たして松居がそのシンガポール法人を活用する日は来るのか。ビジネスで成功したいという彼女の今後から目が離せないようだ。
(金田麻有)