芸能

クロちゃん、「教育入院」⇒数値改善で改めて気になる「糖尿病の恐ろしさ」

 お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃんが、4月23日に放送された医療バラエティー番組「名医のTHE太鼓判!」(TBS系)で、健康状態の数値が改善したことで話題になっている。

 そもそもクロちゃんは、1月29日放送の同番組の企画で2型糖尿病であることが判明。しかもヘモグロビンA1c基準値が4.6~6.2%のところ、クロちゃんは11.7%と、危険値に達していた。さらに慢性腎臓病、肝機能障害などの生活習慣病も合わせて発症していた。番組に出演していた医師から入院治療を勧められたが、仕事もあり断念。自身で不規則な生活習慣や暴飲暴食を律すると宣言し、ヘルシーな外食メニューをTwitterに投稿するなど、生活改善をアピールしていた。

ところが、別の番組でクロちゃんの密着取材をした際、相変わらず暴飲暴食を続けていたことが発覚。たちまち“ウソつき”のレッテルが貼られた。その後、専門医に食事や運動療法を指導される「教育入院」を実施。その甲斐あって、A1cは5.5%と正常値に改善されたことが、冒頭の番組放送回までにわかったのである。

 医療ジャーナリストは「糖尿病を甘く考えてはいけない」と警告する。

「A1cが10%を超えた状態が、5年以上続いたほとんどの人に、糖尿病性神経障害・網膜症・腎症を発症すると言われています。神経障害では、足にできた小さな傷から細菌が感染して壊疽(えそ)を起こし、切断を余儀なくされることもある。糖尿病が原因で失明する人は、国内で毎年3,500人以上。腎不全を起こし人工透析を受ける人は、年間1万4000人以上。脳梗塞や心筋梗塞などの突然死を引き起こす可能性も高くなります。また、規則正しい生活を送っている人でも、ストレスや遺伝が原因で発症する人もいます」

 発症しても、ほとんど症状がないことから「サイレントキラー」ともいわれる糖尿病は、決して贅沢な食生活だけが原因ではないことも知ってほしい。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」