あまりインパクトがない数字だけに、ノーダメージか?
2型糖尿病と診断されていた安田大サーカス・クロちゃんが、医療バラエティ番組「名医のTHE太鼓判!」に出演。ついに余命を宣告されるまでの事態となったのは去る4月23日放送回でのことだった。
クロちゃんは同番組1月放送回で糖尿病であることに加え、慢性腎臓病、肝機能障害などの生活習慣病も合わせて発症していることが発覚。血糖値も即入院レベルとあって、生活習慣を見直すように医師からの注意も受け、教育入院も経験していたが、その後、それを無視して暴飲暴食を続けていたことが明らかとなっている。そんなクロちゃんに危機感を持たせるために、余命宣告はうってつけの機会となるわけだが、クロちゃんに宣告された余命は「24年」という何ともリアクションが取りづらい数字だった。クロちゃんは現在41歳のため、その宣告通りであれば65歳までは生きられることになる。そのため、クロちゃんも「ほらぁ、全然食べていいじゃん!」と、浮かれていた。
これに番組医師団はこの余命はあくまで教育入院の教えを守った場合で、それを無視した時には突然死の危険性もあると釘を刺していたが、クロちゃんは再三の注意を受け、教育入院を経てもまったく食生活が改善されていないこともあって、視聴者からは「24年ならクロちゃんでなくても、危機感持たないだろうな」「これ、クロちゃんにノーダメージだろ」「またいつもの生活に完全に戻るんだろうな」「医師団はもうクロちゃんを見捨てた方がいい」「むしろ、この余命宣告のせいでさらに暴飲暴食が進みそう」など、この余命宣告はクロちゃんに全然響いていないと分析する声が多く見られていた。
「教育入院もクロちゃんが危機感を感じて自主的にしていたわけでなく、番組の企画で行っていたものですから残念。そこで2型糖尿病の恐ろしさを学んだはずですが、医師は余命宣告であえて余命を短めに伝えると知られている中での余命24年ですから、クロちゃんも危機感を持たないでしょうね。共演者の嶋大輔は余命16年、内山信二にいたっては6年と、クロちゃんよりも短い余命を宣告されていましたから、なおさらでしょう」(エンタメ誌ライター)
そもそも、ギャンブルに女遊びと、欲の塊で今を楽しむことに執着しているクロちゃんだけに、本人からすれば65歳まで生きられれば十分というところもあるのかも?
(権田力也)