コンビ芸人でありながら、ピンでもそれぞれ大活躍中の千原兄弟。“残念な兄”せいじは、がさつな性格がセールスポイント。「世界の村で発見!こんなところに日本人」(テレビ朝日系)で見せる順応性は、唯一無二だ。対して弟のジュニアは、コメンテーターや司会、コント・落語・トークイベントに積極的。話芸への探求心を失わない。昨年末には、第1子となる男児が誕生。幸せの絶頂にいると思われる。だが、ジュニアには6年周期で不幸に見舞われるという説があるのだ。
「事実、ジュニアは90年代後半から6年ごとに不幸に見舞われているんです。地元の関西で活動していた95年、急性肝炎で生死をさまよっています。しかしこの事実を発表したのは、ずいぶん経ってから。千原兄弟とライバル関係にあった漫才師・ベイブルースの河本栄得さんが、劇症肝炎を発症して、脳出血で早過ぎる死を迎えるという悲しみがあったからです」(週刊誌記者)
ジュニアが倒れたのは、河本さんの半年後。母親とマネージャーは医師から、「助かる確率は五分五分です」と告げられている。しかし、吉本興業は河本さんの訃報を受けてかん口令を敷き、面会謝絶。仲間芸人の見舞いも禁じた。
「バラエティ番組で盛んに取り上げられるバイク事故は、その6年後。01年にバイクでガードレールに激突。顔面が石柱に激しく打ち付けられたため、鼻が曲がり、あごが割れ、左頬と前頭骨を骨折、おでこの神経は切断、眼窩底と内壁の骨折という状態でした。本人は、意識消失。集中治療室に訪れたせいじさんは、まさかの“夜のお店嬢”同伴だったとか」(前出・週刊誌記者)
その6年後の07年に襲われたのは、足の指の剥離骨折だった。番組収録後、食事に行った先で、鍵をかけずトイレに入った。すると、別の客が入ってきて、あわてて扉を閉めると、足の指が挟まれてしまったのだ。痛みが引かなかった3日後、ようやく病院へ行くと、骨折していたことがわかった。
ただ13年はノートラブルで終えている。その6年後となる2019年、千原ジュニアに何かが起こるのだろうか。
(北村ともこ)