あまりに失礼な態度に思わず不快感を抱いてしまった人が多かったようだ。
千原兄弟の兄・千原せいじが2月26日に放送されたバラエティ番組「世界の村で発見!こんなところに日本人」(テレビ朝日系)に出演。
この日の番組でせいじはインド洋の島国セーシェル共和国に赴き、同地で高級ホテルの総支配人をしているという日本人男性と接触しているが、そのロケでのせいじの態度が物議を醸しているようなのだ。
せいじはその男性と会うなり「日本から離れたところで生活してる人に会いに行く番組でね、こんにちは」と、初対面ながらも半分タメ口で会話をスタート。その後も少し偉そうに感じる相変わらずの“せいじ節”なしゃべり口調で会話を展開していた。
また、その場で取材を行おうとするも、その男性のその日の都合が悪かったようで断られてしまうと、せいじは「じゃあ、ホテルのほうにうかがうというより、今日、ホテルに泊めてくれたらエエと思うんですけど」と、ホテルに泊めてもらえるように交渉。さらに「お金払う? お金いらないよね。ありがとうございます」と、1泊約33万円するというホテルのスイートに半ば強引に無料で泊めてもらう流れに持っていた。
しかし、せいじがあまりに強引にコトを運んでいたこともあって、スタジオでVTRを見ていた武田鉄矢は「いやらしいアレは!恥ずかしい、日本人として!」と、せいじのロケ態度を笑いながらではあるが、酷評していた。
その後、ホテルに到着してからも、ホテルスタッフに対して「今日はね、ゼネラルマネージャーのゲストで来てるから。頼むで!」と、ここでも偉そうな態度を見せていた。その他にももらったおしぼりで顔を拭いたりといった行動が問題視され、視聴者からも「せいじ、何様だよ」「本当に同じ日本人として恥ずかしい」「全然笑えない。見ていて、胸が悪くなった」などといった内容の批判が殺到している。
「ガサツな性格で知られるせいじが初対面の相手にフレンドリーに話しかけていくことは毎度見られることで、このコミュニケーションの取り方で相手との距離をあっという間に縮めていくのが強みです。ただ、丁寧さが欠けていることも明らかですから、そのやりとりを見ていて、不快な気持ちになるという視聴者も多いです。今回はホテルに泊まれることは事前に決まっていたように思えますが、せいじが強引に話を進めすぎた感じが出ており、日本人男性も苦笑いを浮かべていたこともあって、いつも以上に横柄に映ってしまったのでしょう」(エンタメ誌ライター)
今回の批判により、せいじのロケ態度が改められるということはまずないだろうが、多少は言葉遣いに気を遣った方がいいのでは?
(権田力也)