菜々緒主演のドラマ「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」(日本テレビ系)が視聴率で苦戦を強いられている。4月14日放送の初回は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で始まり、同番組の平均視聴率は1ケタ台続き。5月5日に放送された第4話ではついに、過去最低の6.8%を記録した。作中で菜々緒は悪魔と呼ばれるほど冷酷非情のスゴ腕人事コンサルタントの椿眞子役を演じているが、テレビ誌編集者は言う。
「放送開始当初は、美脚を活かしたミニスカート姿でのハイキックなどのアクションシーンが男性視聴者を中心に話題になりましたが、日頃からドラマをよく見る女性視聴者を味方につけることには苦戦しているようですね」
ゴールデン帯における初の連続主演ドラマが厳しい状況に置かれていることで、菜々緒の心中も複雑のようだ。日本テレビの関係者はこう明かす。
「菜々緒さんはサバサバした男っぽい性格のうえ、プロ意識が高い裏返しか、“身内”であるマネジャーや事務所スタッフに対しては以前から厳しい態度をとることもあるそうです。特に最近は主演ドラマの苦戦もあり、移動の車の中などでは、かなり当たりが厳しいようで、周囲も戦々恐々としているみたいです(笑)」
これまで数々のドラマで悪女役を演じ、女優としての存在感が増してきた菜々緒にとって今作も放送前はまさに打ってつけの役と言われていたが…。はたして「巻き返し」はなるか!?
(しおさわ かつつね)