5月8日放送の「PON!」(日本テレビ系)にゲスト出演した平原綾香。番組では都市伝説のように語られている平原の噂を検証。「念じるだけで部屋の電気をつけることができる」「肉と会話ができる」「幽霊に体を温められた」などの噂が書かれたフリップが出るなり、火曜レギュラーのお笑いコンビ・銀シャリの橋本直が「まるで崖っぷちアイドルが言うみたいなことばっかりやな」とツッコミを入れたのだが…。
「次の瞬間、スタジオが凍りついたように静まり返り、橋本のツッコミなどなかったかのように番組は進行していったのです。それはまるで、言ってはいけない、笑いにしてはいけない地雷を橋本が踏んだかのような光景でした。平原は03年12月『Jupiter』で彗星のごとく現れた歌姫で、父親の平原まことはサックスを中心にクラリネットやフルートなどをこなす有名マルチリード奏者、姉のAIKAはアメリカのロサンゼルスを拠点にシンガーソングライター兼サックス奏者、祖父の平原勉はトランペット奏者という音楽一家に生まれたサラブレッドです。2008年10月期のドラマ『風のガーデン』(フジテレビ系)や5月7日まで公演していたミュージカル『メリー・ポピンズ』などで女優業にも進出していますが、どれも必ず歌唱シーンがあり、平原のキャスティングに異論を唱える者はいませんでした。地道に音楽活動を続けており、この日の出演も翌9日にリリースされるニューアルバム『Dear Music ~15th Anniversary Album~』の告知のため。なぜ出演者が平原を“崖っぷちアイドル”であるかのような対応をしたのか、不思議でした」(テレビ誌ライター)
ちょっと変わったそれらの噂をすべて肯定した平原。あるいは、出演者は、橋本のコメントに凍りついたのではなく、平原にドン引きしていただけ?