長きに渡り続いたバラエティ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)が3月で終了。4月からスタートした新番組「石橋貴明のたいむとんねる」(フジテレビ系)も、視聴率が振るわず、大苦戦中のとんねるずの石橋貴明。毎週ゲストを呼び、トークを展開する同番組だが、初回視聴率は3.9%。第2回放送も2.9%と数字を落としている。一部では石橋とともにMCを務めるミッツ・マングローブが戦犯とも言われているが、最近放送されたある番組がきっかけで、石橋自体がオワコン(終わったコンテンツ)と断定される声も見受けられるようになっている。
「明石家さんまが、大久保佳代子、ブルゾンちえみら総勢17名の女芸人たちと箱根旅行。本音を語るという内容のバラエティ特番『さんま&女芸人お泊り会~人生向上の旅~』(フジテレビ系)が5月26日に放送されました。女芸人たちに囲まれた芸人人生向上の秘策を伝授したりしていましたが、この番組内容が『みなおか』で、石橋が温泉で女芸人の悩み相談をする『石橋温泉』という企画に非常に似ていました。そこで憶測が飛び交ったんです。さんまのポジションは石橋でも成立していたはずだから、状況的にも情けをかけて石橋に振ってあげてもよさそうなのに、局側は単純に『さんまのほうが数字が取れる』と判断したのではないか、と」(エンタメ誌ライター)
この見慣れたような内容に視聴者から「あれ、この企画って石橋のじゃないの?」「そりゃ、さんまの方が数字取れそうだしな」「これは事実上の石橋への戦力外報告だろ」といった声も上がっている。石橋が今回の番組を視聴していたのかは不明だが、いったい、どんな感想を抱いたのか気になるところだ。
(佐伯シンジ)