財務省の森友関連文書をはじめとする不正書き換え問題が各メディアをにぎわせる中、芸能界にもみずからのプロフィールを“改ざん”している美女たちが少なくないという。芸能ライターが指摘する。
「人気女優の中にはアイドルだった過去を封印するケースが珍しくありません。映画に引き続いてドラマ『銀魂2(予定)』への出演も決まった橋本環奈は、福岡のアイドルグループ『Rev. from DVL』で活動。2013年11月にはネット上で『奇跡の一枚』と言われるライブ中の写真が拡散し、『千年に1人の逸材』として大注目を浴びました。ところが17年3月に女優転身を果たしてからというもの、取材ではアイドル時代に関する質問はNGになり、プロフィールで触れることも厳禁とされ、アイドル時代を完全に抹消したのです。しかし、これではどういう経緯で芸能界入りしたのかすら説明できないため、あまりにお粗末な“改ざん”としてメディアから批判されていますね」
同様の例では1997年に国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞した上戸彩もアイドル経験を持つ。99年に受賞者仲間とアイドルグループ「Z-1」を結成するも、歌手としてソロデビューを果たすとグループは自然消滅。今では公式プロフィールからも抹消されているのだ。ただ「Z-1」のアルバムは今でも音楽配信サイトで販売されており、改ざん処理が徹底していないのはご愛敬だろう。
「上戸と同様にアイドル時代をあまり知られていないのが菅野美穂。彼女はバラエティ番組『桜っ子クラブ』(テレビ朝日系)=91~94年=内のユニット『桜っ子クラブさくら組』に所属し、地味な存在ながら負けん気の強さも示していました。この番組には初期のSMAPも出演しており、菅野が稲垣吾郎と交際していたのも、この番組で出会ったのがきっかけと見られています。しかし菅野は稲垣と別れて堺雅人と結婚。アイドル時代についても稲垣の思い出とともに、彼女の経歴から抹消されたようです」(前出・芸能ライター)
6月5日に発売された「アサ芸Secret! Vol.52」では、過去のアイドル活動やグラビア仕事、ローカルモデルなどの経歴を“改ざん”した女優を誌上証人喚問し、黒塗りされたプロフィールを発掘している。あの女優にあんな過去が、という芸能界の暗部は少なくないようだ。