女優の橋本環奈が、所属アイドルグループ「Rev.from DVL」が3月いっぱいで解散したことについて「いまは迷っているところです」と不安な気持ちを明らかにした。
4月18日に出席した発表会の席上で橋本は、女優一本に絞るかどうかを問われ、「いろんなことに挑戦していって、これから形を見つけていければいいなと思います」とコメント。第40回日本アカデミー賞新人賞の獲得については「大きな映画界に一歩踏み入れスタートに立ったという気持ちになりました」と、女優業に向けての決意を口にした。そんな橋本の発言に、アイドル誌のライターは白々しさを感じたと漏らす。
「そもそも昨年2月に主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』の主題歌でソロデビューした時点で、すでに所属グループから独り立ちしたも同然。いまさら『迷っている』と言われてもしらけますね。昨年5月にはメンバー3人の卒業ライブが地元・福岡で開催されたのに、橋本は映画の撮影を理由に欠席。グループと映画のどちらが大切なのか、在籍中から明らかにしていた形です」
しかも橋本は自らの全国的な知名度を、肝心の所属グループに活かしきってなかったという。アイドル誌のライターが続ける。
「いくら橋本が有名になっても『Rev.from DVL』(レブフロムディーブイエル)というグループ名はほとんど世間に広まりませんでした。橋本に何が何でもこのグループでやっていくという決意があったなら、ことあるごとにグループ名を連呼し、その名前も浸透したはず。しかし世間の認識は『橋本環奈のいるグループ』止まりだったのが現実です」
この調子では橋本もいずれ、篠原涼子や上戸彩、菅野美穂らのように「実は昔アイドルだった」という枠に収まることは確実かもしれない。
(金田麻有)