俳優の袴田吉彦がバラエティー番組「ごぶごぶ」(毎日放送)に出演したのは6月5日。相も変わらずアパホテル不貞騒動を巧みに“ネタ化”させている。
袴田は昨年1月、当時妻子ある身でありながら、30歳女性タレントとのアパホテル密会不貞を「週刊新潮」に報じられ、9月に離婚。また、不貞相手の女性に袴田がアパポイントを必死に貯め込んでいたことを暴露されると、不貞行為以上にその“セコさ”と“親近感”に注目が集まる稀有な事態となっていた。
袴田は同番組内の視聴者からの質問コーナーで「まだ貯めているポイントはありますか?」と尋ねられると、「Tポイントカードは普通にコンビニで出してます」と正直に回答。さらに今後の芸能活動についての質問には「気持ちは俳優ですが、俳優だからとかお笑いだからとかいう分け方は良くないので、芸能人として頑張ります」とマジメに宣言している。
「視聴者からの冷やかし半分の質問にも空気を読んでみんなが望むような答えを返せることが袴田吉彦の才能かもしれません。普通、『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』のグランプリを受賞した2枚目俳優であれば、プライドが邪魔をしてこういったバラエティでのやり取りは敬遠しがち。番組内ではさらにメイドカフェでの“お仕置きプレイ”の一環として床によつんばいの格好をさせられる一幕もあり、ネット上では『袴田、もう許す』『もはやアパ俳優ですね』『この人の柔軟性ハンパないな』『バラエティでの袴田は神がかってる』『今も袴田にキレてるのって女性くらいだろうな。男は全員許してる』といった反応が出ています」(テレビ誌ライター)
もちろん妻子を裏切る不貞行為はそうやすやすと消化されるべきものではないかもしれないが、徐々にミソギ期間も終焉へと近づいているのだろうか? 今後も袴田渾身の適応力に注目したい。
(木村慎吾)