何もかもが中途半端?
5月30日に行われた「日本ツアー選手権森ビル杯」のプロアマ戦で、招待客に不適切な対応をしたことで出場自粛、制裁金30万円の処分が下されてしまったプロゴルファーの片山晋呉。騒動直後、各方面から片山の素行の悪さなどを告発や噂などがあふれ出し、世間では「日本一の嫌われゴルファー」の印象すら植え付けられてしまった感じ。
そんな片山が汚名返上を目指して(?)、去る6月27日、青木功氏と石川遼選手会長らとともに謝罪会見を開いてはみたものの、会見での言動などが“火に油を注いで”しまったのだとか。
「もともと、スポンサーの機嫌を損ねただけの問題だけに、一般への謝罪会見は必要ないのでは?という声も多かった。確かに一理ありますが、男子ゴルフ界では今回の騒動で大きなイメージダウンを負っただけに、謝罪会見を開きたかったのでしょう。それでも、おざなりのお辞儀から始まり、45歳で永久シードを獲得しているトッププロの片山が『きちんとプロアマとはこういうものだということを教わらずに今まで来てしまったということはあった』と、記者団も首を傾げるような言い訳をしていたのが、さらに印象が悪くしたかもしれませんね。プロアマ戦での男子プロの対応の悪さは以前から問題になっていましたし、『知らなかった』は通用しないと思います」(週刊誌記者)
記者の心配はあっさり的中し、片山のコメントはさっそく炎上。加えて、普段あまりゴルフを見ない人たちから、ある失笑が巻き起こっているという。
「片山のヘアスタイルが話題ですね。片山といえばプレー中のテンガロンハットなどが有名ですが、会見では前頭部から右奥にかけて生え際ラインをあえて斜めに切り込んだエキセントリックな髪型で登場。オイルで整えた髪の毛は盛りつけたツケメンのように波状に流していました。このヘアスタイルを見た人たちが『髪型に目が行きすぎて謝罪が耳に入ってこない』『どうせ謝るなら丸刈りにするとか考えなかったの?』『髪型も自粛しろ!』など、冗談ノリも含めて、クレームが殺到しています。要は、反省してるのかしてないのか中途半端というわけでしょう」(前出・週刊誌記者)
本人も、なぜ自分が謝まらなければならないのか納得できていなかったのかも。謝罪会見は完全に「アマチュア対応」だった?
(飯野さつき)