11月14日から17日まで、ゴルフトーナメントの「2013 三井住友VISA太平洋マスターズ」が開幕する。
静岡県御殿場市にある太平洋クラブ御殿場コースを舞台に、日本や海外からトッププロが集結。過去には2010年にタイガー・ウッズ(37)を抜いて、世界ランキング1位になった、リー・ウエストウッド(40)が、96年から98年にかけて大会3連覇を達成するなど、歴史に名を刻んでいる。
今年で41回目を迎え、ファンに人気の大会というだけではなく、賞金総額1億5千万円、優勝賞金3千万円と国内男子賞金ランキングを左右する重要な大会でもある。
トップを争う注目選手は、何といっても石川遼(22)と松山英樹(21)の直接対決だ。
ゴルフ雑誌編集者の話。
「今年6月の『日本ゴルフツアー選手権』の直接対決では、松山の7位に対し、石川は予選敗退だった。同世代のライバルに惨敗し、試合後はマスコミが話しかけにくいほど、落ち込んでいただけに、リベンジに燃える気持ちは強いでしょう」
この注目のビックイベントに向けて、「近畿日本ツーリスト株式会社」では、この大会初の日帰り観戦ツアーの参加者を募集している。11月16日(土)、17日(日)ともに旅行代金は7千円。しかも観戦券代の6千円相当も含まれた、破格の特別企画なのだ。
さらに、ギャラリー入場口付近までバスで案内してくれるので、乗り換えることも、最寄り駅からゴルフ場まで並んで待つこともない。トッププロのプレーを堪能するための、最適なツアーといえるだろう。
新宿駅と町田駅から出発し朝9時頃から夕方16時頃までたっぷり観戦ができる。
観戦の合間にはチャリティレッスン会や試打会、パッティングチャレンジなども催されゴルフ三昧の一日になるだろう。
観戦で気になるのは注目選手のコンディション。今年の成績だけを見れば、勢いがあるのは松山だ。プロ転向後、国内で3勝を挙げて、賞金ランキングでは首位を独走中で圧倒的な強さを見せている。だが、不安要素もあると、ゴルフ担当のスポーツ紙記者はいう。
一方の石川は、今季から米ツアー本格参戦を果たしたが、輝かしい戦績は残していない。それでも過去の同大会で2勝するなど、秋になると調子が上がってくるようだ。
「松山の活躍も刺激になっているようで、『英樹にできるなら、俺にもできる。やらないと置いていかれる』と言っているだけに、この大会での活躍を期待できそうです」(前出・スポーツ紙記者)
トッププロの対決を楽しんだ後も、観戦ツアーなら帰りの運転の心配や、渋滞を気にする必要もない。17日の夕方の東名高速は40kmの渋滞予測が出ている。プレーの余韻に浸りながら、ビールを飲んでのんびりと家路に帰れるのも、ツアーの醍醐味だ。さらに参加者全員に、大会オリジナルポスターカレンダーをプレゼントしてくれるサービス付き。友人や家族と楽しく行ける画期的なバスツアーだ。