スーパースターとして君臨し続けられるのも納得のエピソードが明らかに。
バロンドール(ヨーロッパの年間最優秀選手)に輝くこと5回。W杯ロシア大会でも6月24日時点で得点王に君臨と誰もが認める世界最高峰のサッカープレイヤーにして、日本時間6月30日深夜に決勝トーナメントの第一戦を迎えるポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド。
そんな彼のすごさを強烈に印象付けるエピソードをマンチェスター・ユナイテッド時代にロナウドのチームメイトだった元フランス代表のパトリス・エブラ氏が、イギリスのインターネットテレビで明かし、注目を集めていることを英紙「Daily Mail」が紹介している。
同紙によれば、エブラ氏はロナウドから自宅ランチに招かれたある日の出来事を回顧。スターの自宅でのランチということで、エブラは内心、豪華な食事が出てくることを想像していたが、出されたのはサラダと薄味の鶏のムネ肉のみ。飲み物も水だけだったそうだ。
ランチ後にロナウドは一緒にトレーニングしようとエブラ氏を誘い、結局、プールで泳ぐトレーニングに付き合わされたという。そんな体験からエブラ氏は「だから彼に自宅へ招かれたら、断ることを勧めるよ。とにかくノーと言い続けるんだ」と、周囲の仲間に忠告するようになったと冗談っぽく話しているという。そのうえで、エブラ氏は「彼はマシンなんだ。トレーニングを止めることを望まないんだよ」と、ロナウドの人柄について語っている。
このエピソードにサッカーファンからは「ロナウドはやっぱりカッコいいな」「才能もあるだろうけど、努力の人でもあるんだな」「ワールドカップでこれだけ輝けるのも必然なんだな」「もはやサッカーに人生を捧げてよね」など、そのストイックぶりを称える声が上がっている。
「今大会でも期待通りの活躍を見せているロナウドですが、以前から脱税疑惑を持たれ、今大会グループステージ第一戦のスペイン戦の数時間前には税務当局とC・ロナウドの顧問会計士の間で交渉が行い、約24億円の罰金を支払うことに同意したといいます。24億というとんでもない金額を支払わなければならないとなれば、普通の人間であれば試合どころではなくなってしまいますが、そんな状況下でもスペイン相手にハットトリックを決められるんですから。そのメンタルの強さを見てもすべてをサッカーに捧げていることがわかりますね」(エンタメ誌ライター)
大の欧州サッカー好きで知られる小柳ルミ子は、ロナウドについて「人間的に嫌い」と話していたが、どうか、こんなエピソードのことも考慮いただき、少しでもロナウドの印象が変わることを願っている!?
(本多ヒロシ)