心身共にワールドクラスのナイスガイということか。
サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドが7月1日、ロシアW杯決勝トーナメント1回戦・ウルグアイ代表との試合に出場し、男前すぎる振る舞いを見せたとして話題を呼んでいる。
ポルトガルは1-2とウルグアイにリードを許した中で迎えた70分、後者のエースであるFWエディンソン・カバーニが足を負傷し、ピッチ上に倒れ込むと、1分1秒でも早く同点に追い付きたいはずのポルトガルFWロナウドがカバーニに肩を貸し、ピッチ外まで付き添う紳士的振る舞いを披露。
負ければ即敗退というノックラウンド形式の決勝トーナメントにおけるスポーツマンシップに満ち溢れたロナウドの行為に対し、スタジアムからは当然ながら拍手と喝采が浴びせられた。
「結局、この日2ゴールを挙げたカバーニはそのまま足を引きずり、ベンチへと下がってしまいましたが、ロナウドによる相手チームの負傷者へのエスコートシーンには日本の視聴者からも、『追い込まれた状況でもこれが出来るのはやはり素晴らしい』『容姿も行動もイケメン』『会場からも拍手が沸き起こっていいシーンだった』『本物のスーパースターは行動も模範的でしたね』『観てて感動しました』との反応が集まっています。負ければ敗退という状況下こそ、その選手の本当の姿が垣間見られるものですが、やはりロナウドは真のナイスガイでしたね」(スポーツライター)
最終的にロナウド擁するポルトガル代表はそのまま1-2というスコアでウルグアイ代表に敗れ、W杯からの敗退が決定したものの、世界中の視聴者の目には最高に美しいスポーツマンシップが焼き付けられたことだろう。
(木村慎吾)