知識があることは認めるが、さすがに物議を醸しすぎ?
大の欧州サッカー好きで知られる小柳ルミ子が、欧州チャンピオンズリーグ(UCL)決勝「レアル・マドリード×リバプール」のテレビ中継(フジテレビ系)で、過激発言を連発したのは、去る5月27日未明のことだった。小柳は副音声ゲスト解説で登場し、試合は3-1でレアルが史上初の3連覇を達成したが、3点中、2点がリバプールゴールキーパーのロリス・カリウスのミスが絡んでいることで、小柳は、「アレなんかさ、私だってあんなミスしないよ」「本当に信じられないミスですよ。考えられないミスですよ。正直言うよ、こんなミスする人に仕事任せられませんよ」と、激辛批判。その後のカリウスのプレイにも不満の小柳は「説教しとくわ」と言い放った。
さらに、レアルのスター選手にして、6月20日にW杯ロシア大会でモロッコと1次リーグ第2戦を戦うポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドにも「人間的に嫌い」「(一緒に写メが撮れるとしても)撮らない」と言いたい放題。
これに困ったタッグを組んだ実況者が「(もし実際にはロナウドが)めちゃくちゃイイ人だったら、どうします?」と訊ねるも「イイ人じゃない! 仕事を見ていればわかる」とダメ押ししたのだった。
この“ロナウド嫌い”を曲げない小柳の発言には実況者も返す言葉を失い、しばし、沈黙の時間ができてしまうという「放送事故」のような空気ができてしまったこともあり、視聴者からも「小柳ルミ子ってこんなウザいオバちゃんだったの?」「知識があるのはわかるけど、選手へのリスペクトがないのは問題だろ」「同じバルサファンだけど、バルサファンのイメージが悪くなるから黙って」と、厳しい意見が集まった。
「欧州サッカーの放送スケジュールをチェックし時間が許す限り、試合を観戦している小柳ですから、放送中では語り切れないロナウドを『嫌いな理由』もあるでしょう。そして副音声ゆえ、より独自の視点を強めたのかもしれませんが、ここまで選手を露骨に批判するのはさすがに刺激が強い。小柳はレアルのライバルのバルセロナのファンで、レアルのエースにそういった感情を持つのも理解できなくはない。カリウス批判についても、熱くなるのはわかりますが、もう少し選手へのリスペクトも見せながら観戦すべきじゃないでしょうか。解説するのが例えば、元プロ選手なら聞いている側も多少は納得できると思います。でも、もっぱら観戦のみの小柳がここまでボロクソに解説されるとイラっと来る人もいるのも無理もない話ですよ。もっとも、元プロ選手でも日本人選手なら、世界最高峰の大会決勝の舞台の経験者はいませんから、なおさら小柳のような厳しい発言は出ないと思いますが…」(スポーツ誌ライター)
サッカー好きの間では、欧州サッカー好きの明石家さんまが嫌われている。小柳も多少セーブするなりフォローするなりして「嫌われすぎない」ほうがいいかも!?
(本多ヒロシ)