お笑い芸人のケンドーコバヤシが7月3日、河野太郎外務大臣から「夏休み『たびレジ』登録推進書記官」に任命された。そのたびレジとは、海外に滞在中の日本人に向けて、災害やテロの情報を日本語でメール受信できる外務省のサービス。2014年7月に運用を開始するも、その存在がほとんど知られていないことから、夏休みの旅行シーズンを前に人気者のケンコバを起用することで、知名度の向上と利用者増を図る狙いだ。
そんなケンコバの起用に対してお笑いファンからは「意外な人選」との声があがる一方で、「プライベートでは海外旅行好きだから納得」との声もあるという。ところが、一部からは「外務省には絶対に見せてはいけない動画がある」とのささやきも漏れ伝わっているようだ。お笑い系のライターが耳打ちする。
「それはAmazonプライム・ビデオで配信されているお笑い番組の『ドキュメンタル』です。5月4日に配信されたシーズン5の第3話『崖っぷちの戦い』にてケンコバは、シモの毛をブラジリアンワックスで脱毛するという企画に挑戦。画面ではモザイク入りながら下半身を全出しにし、脱毛テープがはがされるたびに、口に加えたハーモニカが悩ましげな音色を奏でていたのです。外務省から公的な肩書を委嘱されている芸能人で、ここまでシモ系のネタを公開したのは、ケンコバを置いてほかにはいないはず。いかにもケンコバらしい企画ではありますが、外務省には絶対に内緒にしていたいものです」
普段からシモの話題を得意とするケンコバだが、この「ドキュメンタル」では地上波では放送不可能なレベルのお下劣さに挑戦。たしかにこれが外務省に見つかったら、書記官の肩書を取り上げられてしまう恐れもありそうだが、実はさほどの心配は不要だという。
「河野外相は最もネット分野に明るい政治家の一人で、ブログやmixiでの情報発信にも積極的でしたし、2010年にはいち早くツイッターも開設。ニコニコ生放送にも出演しています。それゆえケンコバの過激なお笑いも知ったうえで、政治家らしく清濁併せ呑んだうえで起用したのかもしれませんよ」(週刊誌記者)
これで外務省のお墨付きがつけば、ケンコバがワールドワイドな芸人として活躍する日も近づいたかも!?
(金田麻有)