とはいえ、やはり“諭吉3枚”の出費は厳しいという読者も多いことだろう。
そこで、週刊アサヒ芸能名物「組番号」&「10万台」の狙い撃ちといこう。長利氏が指南する。
「今年のポイントは平成最後の『サマージャンボ宝くじ』という点です。諸説あるものの、一般的には1979年(昭和54年)に誕生し、今回で40回目を迎えますが、過去の1等の当せん番号を10年区切りで見ていくと、組番号に必ず『4』と『7』が出現するという法則が見えてきます」
10年区切りの番号は次のとおりだ。
●1988年(昭和63年)【84組130391】【37組122467】
●1998年(平成10年)【74組165029】
●2008年(平成20年)【47組139741】
「察しのいい方であればお気づきになると思いますが、1988年といえば、昭和最後のサマージャンボでした。そして、平成になってからの組番号の出現回数を見ると、組十位のトップは『7』の9回で、組一位は『4』が断然の11回。平成最後となる今回は、強運数字の『4』と『7』が外せそうにありません」(長利氏)
大本命の組番号は「74」で決まりだが、長利氏は「72」「45」「27」「54」の順で押さえたいという。
「直近の3大ジャンボ(17年サマー、17年年末、18年ドリーム)の組番号に注目すると、組十位と組一位の和が『2』⇒『1』⇒『0』ときている。この流れに素直に従い、組番号の和が『9』になるパターンも狙ってみたいですね」
組番号の狙い撃ちが成功すれば、当せん確率は10万分の1まで飛躍的にアップするが、さらに当せん番号の10万台の攻略においても、長利氏は“平成最後”だからこそ、注目している番号があるという。
「ズバリ『16万台』です。昭和の最後は『12万台』『13万台』『17万台』が1等の当せん番号でしたが、この中の『17万台』は、昭和時代に2回しか出現せず、狙いにくい番号でした。『その時代に狙いにくい番号が最後に出る』ということで言えば、平成は『16万台』が当てはまります」
平成になってこれまで62本の1等が出ているが、そのうち「16万台」が出現したのは、最下位の2回のみだ。
「昭和の最後の抽せん会で『17万台』が最下位から脱出したように、平成最後の抽せん会でもまた、30年前の再現なんてことになりそうな予感がしませんか(笑)。ちなみに『16万台』が出現した2回は、平成5年と平成10年でした」
今年は5の倍数の平成30年だけに、もし『74組』の『16万台』なんてことになれば、当せん確率は1万分の1にまで大幅アップ! まさに真夏の夢が広がるというものだ。