南から梅雨明けの便りが続々と届く中、今年も「サマージャンボ宝くじ」が7月9日から8月3日まで全国発売される。昨年に続き、1等賞金5億円、前後賞合わせて7億円と一攫千金の大チャンス。平成最後の今回こそ、夢の億万長者への仲間入りだ。
今年の賞金ラインナップは豪華そのものだ。「サマージャンボ宝くじ」は、1等5億円が21本、前後賞1億円が42本、2等1000万円が42本と続き、特別賞として「夏祭り賞」の2万円が4万2000本(1ユニット1000万枚で21ユニットの場合)。
また、同時に発売される「サマージャンボミニ」は、1等5000万円が50本、前後賞1000万円が100本。特別賞の「夏祭りミニ賞」2万円が3万本と続く(10ユニットの場合)。
さらに今回は、売場によって取り扱いがないこともあるが、これまでの「連番」と「バラ」以外に「3連バラ」「福連100」「福バラ100」という3種類の新しい買い方がスタートする。
今年5月からネットサイト「ドリームメール」でコラムを連載中の宝くじアドバイザー・長利正弘氏が解説する。
「まず『3連バラ』(30枚セット)は、大阪駅前第4ビル特設売場などで以前から発売されていた『縦バラ』(30枚)のことです。これまでの『バラ』では、仮に30枚購入したとしても、1等と前後賞が同時に当せんすることは、まずありませんでした。でも、この『3連バラ』には、同じ組番号の連番3枚が10通り入っているので、1等と前後賞を合わせた7億円のチャンスもあります」
「福連100」と「福バラ100」は、ともに購入金額が3万円の「100枚セット」タイプになる。
「従来の『特連』が『福連100』のことで、『特バラ』が『福バラ100』です。どちらも、下2ケタの『00』から『99』の番号が入っているため、6000円(5等3000円が1本、6等300円が10本)以上が当せんします。購入金額は3万円ですが、実質2万4000円で100枚を購入したということになります」(長利氏)
また「福連100」は、組番号が10種類で1等と前後賞の当せんチャンスがあり、「福バラ100」は、組番号が100通り入っているため、前後賞を逃す可能性はある。ただ、1億円以上の当せん金を手にする確率が約3万3333分の1にまで高まるため、宝くじファンの間では目下、人気の買い方なのだそうだ。