前半戦は、ルーキーたちだけでなく、ベテラン勢の活躍も目立った。先のスポーツ紙記者が振り返る。
「6月21日に結婚発表した宮里藍を敬愛する後輩の有村智恵(30)は、昨年の不振を払拭したものでした。宮里が初めてアンバサダーを務めた『サントリーレディスオープン』の初日から気合い十分で、『65』の2位発進。最後まで優勝戦線をにぎわせました。結果こそ惜しくも2位でしたが、『アプローチで体が沈みハンドダウンになっていたけど、そこを解消し、小技に自信が持てるようになった』と自信を取り戻し、翌週もベスト10入りして、シード権獲りを当確させた」
原江里菜もまた、昨季のシード落ちの悔しさを糧に、返り咲きに燃える。
「毎朝、ヨガで体調アップを図っているそうです。基本ポーズの一つ、猫の背伸びポーズは肩関節の正常化に効くそうですが、どうもバストアップにも効果的だったとか。ヨガ愛好家の仲間から『まだアップさせるの?』なんて冗談が飛んでいるそうです(笑)」(スポーツライター)
一方で、「崖っぷち組」も気になるところだ。
「試合後のサイン会で三浦に次ぐ人気を集める藤田光里(23)は、復活の兆しが一向に見えてこない。そればかりか、物議を醸して一度は別れた専属キャディーとの交際が復活しましたが、周囲はヒヤヒヤものです」(スポーツ紙記者)
中高年ファンから根強い人気の香妻琴乃(26)も厳しい戦いが続く。
「今季は6月の全米女子オープンの国内予選会を突破し、周囲をアッと言わせたものの、結果はさんざんで、肝心の国内戦でも予選落ちが目立つ。飛距離アップのために体重を増やしたが、その結果、主催者側が決める予選ラウンドの組み合わせでも、脚線美自慢の木戸愛や渡辺綾香、松森姉妹とのマッチアップがNGと、人気面でも心配されます」(ツアー関係者)
常にツアーの盛り上げ役の一人、キンクミこと金田久美子(28)は、今年もマイペースを貫いている。
「かつては、ヤンキー時代の親友たちが応援に駆けつければハイヒールのまま芝生に入り、穴をあけまくるなどのハチャメチャな『キンクミ伝説』を残してきた(笑)。でも最近は、結婚&出産で夜遊び仲間が減って金田の生活も落ち着いてきたようで、確実に優先出場枠をキープしている。天才肌らしく、ここぞという時のプレーが光ります」(スポーツ紙記者)
暑い夏場こそ、キンクミのミニスカが映える季節。自慢の美脚で中高年ファンを悩殺してもらいたい。
ところで、ルーキーの中で注目したいのが、8頭身美女と呼ばれる松田鈴英(20)だ。鈴英と書いて「レイ」と読む。
「黄金世代がしのぎを削った昨年のプロテストでトップ合格。第1回リランキング終了間際の『ニチレイレディス』で4位、翌週の『アース・モンダミンカップ』で8位と、2試合で約850万円を加算し、一気にシード権を射程圏に捉えた」(スポーツ紙デスク)
「私は飛距離が武器」と話す松田は昨年来、ドローからフェードにスイング改造し、「やっと球筋が安定してきた」と好調の要因を語っている。しかも、その飛距離に加えて、ビジュアル系ゴルファーとしても人気急上昇中だ。ゴルフカメラマンの米川昌俊氏がその魅力を明かす。
「かわいい感じのゴルファーが増える中、希少な和風美人。本人は自分の顔について『キライ~』と笑っていたが、眉毛と目の間隔が少し離れ気味のところが典型的な菩薩顔なんです。あの壇蜜にも共通するだけに、中高年ファンが急増しているのも納得できる」
ルーキー仲間から「しゃべらなければ、清楚な感じ」と評される天然系の松田に注目する専門誌編集者も熱弁を振るう。
「彼女は毎週、月曜日に水泳でコンディションを調整していますが、スレンダー美女だけに、水着姿もいけてるでしょうね。水泳トレ派の美女ルーキー・金澤志奈(22)との水着のグラビア共演も見てみたい(笑)」
グリーンを彩る美女たちが、この夏をアツくする。